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団塊世代へ寄席をーーー吉本興業ネットで無料配信
団塊世代のかたが寄席に見えている姿が目立ってきているようですが、団塊世代の方に落語や吉本新喜劇を楽しんでもらおうと色々な企画がされているようです。
団塊世代が1970年代の頃(20代の頃)は、若手落語家がラジオやテレビで脚光を浴びるようになったころだそうで、当時のブームをけん引した桂三枝さん(現・上方落語協会会長)は
「あのころ若者だった人たちが最近、落語ファンとして戻ってきている」と話しているそうです。そうした傾向を、お笑い評論家の西条昇さんは「仕事や子育てを終えて時間に余裕ができ、『あのころ楽しんだ笑いをもう一度』と考える人が多い」と見ているようです。
業界関係者は、団塊世代の大量定年を好機ととらえ、吉本興業は昨年秋、インターネットのホームページ「よしもと笑うシニア.com」(http://warau−senior.com/)を開設し「笑いの力で団塊世代の生活をサポートしよう」と、年配者向けに落語や吉本新喜劇の動画の無料ネット配信を始めました。(このスポンサーは年配向けの保険、旅行会社だそうです。)
そして、11月からは浅草で月4日の公演も始めました。
出演者は笑福亭仁鶴、三枝、中田カウス・ボタンさんら、団塊世代に親しまれた大御所たちが中心で、竹中功・広報センター長は「オールドファンに、劇場でじっくりと笑いを見ていただきたい」と説明しています。
かつては落語がメーンコンテンツだったラジオの文化放送も、シニア読者が多い雑誌「サライ」を発行する小学館と落語事業を共同展開し、1月10日には落語情報ホームページ「落語の蔵」を開き、落語会を毎月開催する予定だそうです。亡き名人の高座をネット上で有料配信したり、落語CDの販売も手がけるそうです。
こうした動きについて、西条さんは「吉田拓郎とかぐや姫のコンサートが盛況だったように、大人が楽しめる笑いは団塊世代を引きつける。この動きをショービジネスとして活用しない手はない」と話しているそうです。
2007年問題は確実に「お笑いブーム」の追い風になりそうだということです。